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相続した実家を放置していたら大変なことに
誰も住んでいない実家を、そんな状態で3年近く放置していた山下さん。
住んでいないのに、維持するために毎年使ったお金は・・・
固定資産税やメンテナンス費用など1年で38万円。3年で114万円もの費用がかかりました。
さらに、遠いからと実家を放っておいた結果、家が気づかないうちに雨漏りして倒壊の恐れがあると自治体から連絡が来てしまいました。
自治体から勧告がきたことで「特定空き家」に指定され、固定資産税が6倍に上がりました。
さらに修繕のために100万円以上かかったそうです。
「特定空き家」に指定されると？
税金の軽減措置が受けられなくなり、土地の固定資産税が最大6倍になります。
また勧告を受けて「特定空き家」を放置していると、最大50万円以下の過料が科せられる可能性もあります。
結果山下さんの場合は、空き家になった実家に3年間でトータル200万円以上お金がかかってしまいました。
実家を売らずに放置していたことをとても後悔しているそうです。
後悔しないためには？
売らなければ、維持するのにお金がかかり続けるし、放置するとトラブルになる可能性もあります。
しかも空き家になってから3年以内に売却すれば、特例制度が受けられます。
「特例制度」とは？
3年以内に売却すれば、3,000万円の特別控除が受けられて、譲渡所得税・住民税がかかりません。
相続するケースだけで無く、親が生きていても老人ホームに入るなどして、実質的に空き家状態になっている場合も対象になります。
空き家になることが決まった時点で、できるだけ早く行動しましょう。
失敗しない実家の売り方とは
実家が売れるか調べるために、実家の近くの不動産屋を何軒も探して査定をお願いするのは、時間も労力もかかって負担が大きいですよね。
最近は、実家に何度も足を運ばずにお家で情報を入力するだけで、家の売却価格を調べられるサービスがあります。
その中でも特におすすめなのが、無料一括査定サイトのイエウールです。
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査定依頼をして価格を調べるだけでもＯＫ
売れるかどうか調べるのが大変だと思っている方でも、一括査定なら手軽に調べられます。
築年数が古い家は、売却までに時間がかかる場合もあるので、早めに行動しておくことがおすすめです。
空き家にせずに新しく住んでもらうのも一つの手
今回のまとめ
実家は住む予定がないなら、「とりあえず空き家」で持ち続けるよりも売った方がいいです。
思い出のある家を売ることは寂しいですが、空き家にしておくよりも新しく住む方に長く使ってもらうのもいいかもしれないですね。